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梅花高等学校 RAIDERS  チアリーディング高校生大会

それでは一位の梅花高校から解説できればと存じます。

 

●演技構成●

2基レイアウトダブルツイスト

1基レイアウトダブルツイスト(レイアウトツイストの後に開脚し、その後ツイスト)

 

リワインドエレベーター→1.5ツイストアラベスク 4基

ディスマウントはダブルツイスト

 

その後、立位からのバクバク宙6名

ロンダートからの伸身宙返り9名

ロンバクからの伸身ひねりが4名

 

高さのあるダブルアップ3台→

センターは221から下へ回るブランコのような技

その後サイドがストレートアップでの223でJUST DO IT

 

コールトスは、

キック一回捻り(宙返り含む)

Xアウト捻り

猫宙(ハーフ前宙)からの1.5回転捻り

 

コールモーションは移動を含めた8モーション

その後パイクトータッチジャンプ

 

距離だしハーフT2台

センターはハーフトータッチフル1台

これはかなり完成度も高く、見応えがありました。

ディスマウントは3台揃っての前宙Xアウト

 

パートナーはヒール→ヒールのスイッチから

ダブルアップのパートナーを4基

ディスマウントは4基で前宙Xアウトです。

 

4エイトと、4カウントのダンス

 

⒉曲目は、前方展開からの1.5回転の221

その後ダブルアップ11を2台

ラストは、ロンダートエレベーター→ポップアップでのダブルアップ

 

このような構成になっております。正直、美しさのようなものは箕面の方が優っていたように感じましたが、それを勝る創意工夫のある演技構成と、勢い!

かなり目新しい技が多く、梅花にしかできない演技を印象付けられました。

特に

 

ハーフトータッチフル

前方展開からの1.5回転の221

ポップアップでのダブルアップ

 

は会場が大きく湧きました。

難度もある技ですが、それを高さを持って完成させているところに梅花の強さを感じます。また、注目すべきなのが、これらの技が演技の後半に詰まっている点です。演技後半は体力も削られ、かなりプレッシャーもかかるシーンでこれだけの大技を決められるのはかなりのメンタルの強さと予想できます。

 

また、この演技のメイントップは以前故障経験があり、大会演技途中、前方に落下した方かと思われます。その経験から恐怖を感じてもおかしくない中で、責任を背負ってメイントップをやる姿は輝かしいですね!

 

今年のジャパンカップに大いに期待です!

 

 


20190127 第29回 全日本高等学校チアリーディング選手権大会 梅花高等学校「優勝」