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もとチアリーダーのチアリーディングブログ

ジャパンカップチアリーディング選手権大会1日目

おわりましたね!

今回も大波乱でした。

決勝進出チームを見ていきましょう。

 

まず高校生

千葉明徳高等学校 247.5

→1箇所落下
箕面自由学園高等学校  243.5

→大幅に落下
梅花高等学校 240.5

→何ヶ所か落下
目白研心高等学校    225.5
東京高等学校  224.5
福岡大学附属大濠高等学校 221.5
広尾学園高等学校  219.5
愛知工業大学名電高等学校 211.5
横浜女学院高等学校 210.5
神奈川県立住吉高等学校 210.0
中京大学附属中京高等学校 209.5
如水館高等学校 202.0

 

以上です。

千葉明徳高校生が1位という結果で準決勝が終わっています!選手の方の努力が評価された瞬間ですね!!ただ、決勝は先日の点数の半分のみの持ち越しのためノーミス勝負なら梅花高校生も箕面自由学園もまだ追い掛けられる状況です!長らく王者を守っていた箕面自由学園から他チームにわたる可能性も…

 

大学生

 

日本文理大学 260.5
梅花女子大学 255.5
帝京大学 250.5
立命館大学 242.5
大阪学院大学 219.0
日本大学 212.5
甲南女子大学 212.5
環太平洋大学 208.0

愛知淑徳大学 208.0
立教大学 207.0
日本女子体育大学 204.0
関西大学 204.0

 

以上です。

まずは上位3チームのトリプルアップが凄い!!流石大学生ですね!それでいてノーミスの演技での勝負をしてきます!本当に見ていてワクワクさせてくれますよね!決勝のプレッシャーがかかった段階でどんな演技をしてくれるのか楽しみです!

悲報の方では、今回私が個人的に期待していた桜美林大学は演技での落下が2箇所あり、精彩を欠いた演技のため13位で決勝に進めず…そして、何より東洋英和女学院大学です!今回欠場していました。理由は、内部の揉め事の関係だそうです。ジャパンカップを欠場するのはよっぽどの事なはずなので、心配です。4年生は最後の大会の方もいるはずなので、やるせない気持ちもあると思いますが、スッキリした気持ちでチアに向き合えることを顧問やコーチの方々は望まれたという事ですね。心がとても重要なスポーツだからこそ、体の健康状態だけでなく心の健康状態も大切だと痛感しました。

 

社会人

 

チアリーディングチーム REGULUS 237.5
クラブチーム ツイスターズTWISTERS 221.5
クラブチーム VIPERS 206.0
チアリーディングチームBUBBLES 204.0
クラブチーム PISTIES 196.0

 

社会人もトリプルアップをやってきていますね!大学生、高校生よりも練習日数が少ないのにも関わらず挑戦できるのはさすがです!そして、数年間連続して決勝で出ていたデビルズが演技での落下箇所があったため、決勝進出には至らず…

 

社会人での美しさの頂点のような演技を表現してくれていたチームなので残念です。これで方向性を変えるのではなく、またデビルズらしい演技を次の大会ではみたいです!

 

初日は終わり、残るは決勝のみです。

各選手緊張の中本日を迎えたと思います。応援席の方々は皆さんの努力の成果が出せることを応援しています。厳しい練習は今日のために乗り越えたはずなので、今日の1日でしっかり出し切って最高の笑顔を見せてください!

笑顔の真剣勝負!

頑張れチアリーダー!!

日本文理大学ブレーブス まさに先駆者!

 

皆様お待ちかねの王者日本文理大学です。

今回は男性7名女性9名での演技です。

男性人数が2名以上でミックスチーム扱いです。ミックスチームだと落下と、揺れに対する減点の審査が厳しくなります。

 

演技解説へ移ります。

 

〇オープニングトス

フルオープンフル×3

フルオープンフルはしっかり開けていないチームがいる中流日本文理大学は高いトスだけあって綺麗に開けています
→リロードからトリプルアップ11×2→前方宙返りのXアウト
若干回転不足がありますが2台やってきました!流石日本の難度の先駆者ですね!

 

タンブリング
ディスマウントと同時に
ロンダート抱え込み捻り×3
その後ロンダート宙返り×4
ロンダート抱え込み捻り×7

ロンダート猫宙ロンダート1回捻り
ロンダートバク転2回捻り

 

○パートナー
ロンダートリワインドキューピー→ポップオフトゥハンズ→前方宙返りディスマウントのような形から起こしてヒールストレッチ×5→ディスマウントはダブルツイスト

 

○ピラミッド
リワインド捻り221×2→ロンダートリワインド捻り221
センターのロンダートリワインド捻りはとても綺麗です!
→センターディスマウント前方宙返り1回捻り

 

○コールパートナー
倒立リバティ→エクステンションリバティ×5
→ディスマウントはフルポップオフ

 

○ジャンプモーション

 

○ピラミッド
ダブルトータッチ×2
トリプルトータッチ
こちらは日本文理大学にしかできないお家芸です
高さがあります

→ポップオフ→ダブルアップ×3
→センター降ろして再度ダブルアップ
合計4台のダブルアップです
→ディスマウントは3台揃えての前方宙返り1回捻り

 

○トス
レイアウトキックダブル×4

○ダンス
5×4
最初の始まりが印象的です

 

○ピラミッド
センタトスーXアウトダブル
サイドは前方飛び越えから1回捻り×2
→転回11×2→332乗せ替え→4トップサイドのせがダブルアップ

 

 


こちらも日本文理大学お家芸
他でできるチームがいません。

 

 

演技を通して見て、やはり迫力のひとこと!
難度もやはり日本では最高レベルですね
日本文理大学にしか出来ない技がたくさんあります

 

 

ただやはりオールフィーメールと比べると揺れや落下に対する減点が大きいため、迫力のある技の分起こってしまう揺れを防げるときっと得点はもっと伸びそうですよね

 

とはいえここまでの演技をノーミスで仕上げて来たのはやはり日本文理大学のみですね!ジャパンでは今年解禁のトリプルアップが何台になるのか、そして得点はどう変わっていくのか、大いに期待です!!

 


日本文理大学 BRAVES 優勝 大学の部 九州大会 2019.07.07

甲南女子大学 関西チアリーディング選手権大会

関西大会第2位の甲南女子大学の演技の解説をしたいと思います

正直今回の2位という順位は驚きましたね!近年、徐々に力をつけている認識はありましたがここまで伸び、立命館大学を追い越すまでに成長したことに驚きです

演技解説です

○オープニングトス
エックスアウト1回捻り×1
レイアウトダブルツイスト×2

タンブリング
ロンダート宙返り×7
ロンダート伸身宙返り×5
ロンダート一回捻り×1

○パートナー
ロンダートリワインドエレベーター→ロールアップリバ→ヒールスイッチ×2
リワインドエレベーター→ヒールスイッチ×2
→4基揃えてディスマウント
一基ぐらつい場面もありましたがなんとか持ちこたえます

○ピラミッド
リワインド221→おろしてセンターフルアップ11
サイドダブルアップ11×2
→ディスマウントはフルツイストです

○モーション、ジャンプ

○コールトス
レイアウトフルツイスト×1
レイアウトダブルツイスト×2

○ピラミッド
トータッチ11×2
センターハーフトータッチフル
コールアンドレスポンス
ディスマウントは前方宙返り

○コールパートナー
フルリバ×1→前方宙返り
ダブルアップ×2→ディスマウントはダブルツイスト

○ダンス
4×8と4カウントです。

○ピラミッド
サイドからの転回11×2→おろす
センターロンダートリワインド221
ラスト223はサイドがトスアップのストレート

で演技終了となります。

 

甲南女子大学さんは、メンバー構成として箕面自由学園と梅花高校のメンバーが多く締めているようです。どおりで難度の高い演技なはずです。

ただ、やはり全てが強豪チーム出身ではないはずなので、かなり努力されたんだと思います。

そして今回はかなり南女さんとしても勝負に出た大会のように感じました!JAPANでは必ず更なるレベルアップをしてくるでしょうから、かなり期待です!

  


甲南女子大学 BELUGAS 準優勝 大学の部 関西大会 2019.06.09

 

立命館大学ピーウィーズ関西チアリーディング大会

去年は帝京の順位を脅かした立命館大学
男女混成になってから数年経ちましたが、日本文理大学ほどの男性人数がおらず、女子メンバーの方が多いことから、男女混成のダイナミックさと女子チームの繊細さが融合した見応えのあるチームです。個人的にはとても応援しているチームです。

遅くなりましたが、関西大会の感想です。
今回の大会では男性1名、女性15名なので、規定上の扱いは男女混成ではなく女性のみの基準で採点されていると思われます。

○オープニングトス
フルオープンフル×2
フルオープン×1

タンブリング
ロンダート宙返り×3
ロンダートバク転伸身宙返り×4
ロンダート抱え込み捻り×1
ロンダートバク転1回捻り×5

○パートナー
バク転→リバティ→アラベスク×4
ディスマウントは全基揃ってのダブルツイスト

○ピラミッド
転回シャチ×2
の予定ですが、一台クライミングできず
→ロンダートリワインド221×2
→乗せ替えて11×2
→センターロンダート伸身宙返りのリワインド221

○コールトス
猫宙捻り
レイアウトダブル捻り
レイアウトキックダブル捻り

○ジャンプ→モーション

○ピラミッド
ダブルアップの11×2
センターダブルアップの11
センター下ろすと同時にダブルアップの11
合計ダブルが4台ですね
ディスマウントは3台で前方宙返りの1回捻りです

○パートナー
ロンダートリワインド→ヒール→ヒール→ディスマウントは前方宙返りの1回捻り
こちらを3台で実施の予定が、1台ヒール→ヒールで落下します

○ダンス
8×4

○ピラミッド
エックスアウト×2
センターフルトータッチ11
こちらは綺麗です。

サイドは高々としたトータッチ11×2
→332
サイドがストレートのトスアップで334完成で終了となります。

演技の印象としては、誰か欠員が出たような内容の演技に感じました。というのも男子部員が対では行なっているものを女子部員が行なっていたりする割に、Bチームには男性部員がいること。また、演技内容としてもまだ立命館大学の真髄が見れないような内容だったためです。

本来の実力であれば、今回トリプルアップに挑戦してくることも期待していたために、怪我人が出たのであればとても残念です。

しかし日本体育大学の件があったように、チアリーディング協会としても怪我人を抱えたまま演技には出て欲しくないと思うので、そこは賢明な判断にも感じます。

今回は3位という順位に終わってしまいましたが、ジャパンカップでは万全な状態で立命館大学らしい演技を期待しております!


立命館大学 PEEWEES! 3位 大学の部 関西大会 2019.06.09

東洋英和panthersの美の猛進撃

引続き関東大会の内容になります。

東洋英和女学院大学中村アンが所属していたことでも有名なチームですね。昔から難度をあげるよりも美しさを求める傾向にあった気がしますが今回も相変わらずの美しい演技でした

 

○OPトス

1回捻り×3

 

タンブリング

立位からバク転10

バク転宙返り×2

単宙×3

 

ロン宙×9

ロンバク宙×2

ロンバク伸身×3

 

○パートナー

リバティ→スイッチヒール×4

ディスマウントはシングルツイスト

 

フル221×2→センターフル221

でJUSTDOIT

 

○コールトス

エックスアウト×2

エックスアウトフル捻り

 

ジャンプモーションを挟み、ピラミッドへ

 

○ピラミッド

フル221→トータッチ11×2→トータッチ11

3台前宙でのディスマウント

 

○パートナー

フルアップのリバティをリプルでクライミング

アラベスクから前方宙返りのディスマウント

 

○ダンス

4×8エイト

 

○ピラミッド

トップがロンダート→キャッチ→ストレートのシャチ

→乗せ替えて11×2

センターフルの221

 

でラストです。

やはり綺麗な演技でしたね!

アジアで落下のあったトータッチ11は改善されていましたが、1.5回転の221がなくなりフルになっていました。トータッチのために難度を落としたのか、ダブルに挑戦したのかわかりませんが、結果綺麗な演技なので素敵です!

 

ただ謎なのが桜美林大学との点数です。

アジアでは桜美林大学さんのノーミスの演技より

東洋英和さんの落下のあった演技の方が点数が伸びました。

 

関東では逆に

桜美林大学さんの難度を下げた落下のある演技が

東洋英和さんのノーミスの演技より上でした。

 

どちらのチームがいい悪いとかではなく、この採点結果は見ていて納得のいくものではないため話題に上げてしまいました。このブログを書くにあたって何度も見ていたのでとても気になったのですが皆さんはどう思いますか。

 

今後のチアリーディングの発展のためにも、頑張るチアリーダーのためにも採点結果を渡すだったり、演技内容を開示した時点で難度点を公表するなど工夫して欲しいですね!

 

チアリーディング協会も人口が増えて大変だと思いますが、採点はしっかり基準づくりをしてあげて下さい!いち元チアリーダーの意見でした

 

 


東洋英和女学院大学 PANTHERS 第3位 関東大会 2019.06.01

 

桜美林大学TNCCROWNS の安定感

今更ですが関東大会の内容振り返りです

桜美林大学日本体育大学の件もあり、2位の成績でした。アジアで点数が伸びず、悩まれたと思いますが、関東は美しさを求めるような方向に向かったことが分かる演技でした。

〇オープニングトス
レイアウトフル×2
レイアウトダブル×1

〇ピラミッド
ダブルアップ111×2
フルツイスト11×1

タンブリング
ロン宙×2
ロンX×2
ロンダート伸身×3
ロンバク伸身×4
ロンバク捻り×1

〇パートナー
ダブルアップ×2
1.5×2
→4台ダブルツイストディスマウント

〇ピラミッド
ハーフトータッチ221→距離出し223
この距離出し223は桜美林大学さんは得意技なイメージがありますね。サイドに乗ってくるトップが背が高そうなので迫力もあります。

〇コールトス
Xアウト
ジャック
猫宙

〇コールピラミッド
トータッチ11×2
トータッチ11×1→センター落下
→ステップアップの334
カラーアピール

〇パートナー
ロンダートリワインド×3
→ヒール→ヒールのスイッチ
→センターが揺れるも持ちこたえる
3台前宙ディスマウント

〇ダンス

〇ピラミッド
距離出し11×2
スコーピオ

センター221フルアップ
でフィニッシュ。

安定感のある美しい演技でした!
アジアからの変更点は、1曲目が4台ダブルアップをしていたのに対して関東大会では2台1.5に変更していました。また、コールは334のサイドをトスアップではなくステップアップに変更していました。

これはアジアの結果を踏まえ、完成度を上げるために演技変更したことが見受けられます。コールなどはカラーアピールがしっかり出来ていて良かったですね!

ただ、謎なのがコールセンターのトータッチ11が落下しているのにも関わらず、点数が関東大会の方が10点近く点数が上がったのは意外でした。確かに演技は美しかったですが、アジアでのノーミスの演技で割と綺麗だとは思っていたのですが…

周りのチームも評価が安定しないと不安ですし、何より桜美林大学の選手が1番不安ですよね。何を目指せば目標点数になるか分からないし。

審査員によって差があるのはわかりますが、選手のためにも採点内訳を公開すべきかなと常々思います…

何はともあれ桜美林大学2位おめでとうございます!
JAPANでは相変わらずの美しい演技と、レベルアップした姿を期待しています!



桜美林大学 THREE NAILS CROWNS 準優勝 関東大会 2019.06.01

帝京大学BUFFALOS 構成の面白さ

注目チームの演技の解説をしていきます。

関東チアリーディング選手権大会で1位をとった帝京大学バッファローズの演技を解説します。今回も痺れる演技でしたね!ファンがつくような素敵な演技でした。

〇オープニングトス
・フルオープンフル×2
・Xアウトダブル

〇パートナー
リワインドアラベスク×3
リワインドエレベータ×1
→2台ヒールストレッチ→前宙捻り
→2台1.5スイッチ→前宙捻り

タンブリング
スタンディングからバクバク宙返り×11人
スタンディングからバクバク捻り×3人

ロン伸×2
ロン捻り×3
ロンバク捻り×7

〇ピラミッド
トリプルアップ×1(回転不足)
ダブルアップ×2→センターおろして再度ダブルアップ×1
→ディスマウントダブルツイスト

〇コールトス
①Xダブル ②猫宙捻り ③キックダブル
パートナーへ繋がります
→ダブルアップ×4
→2台ヒールヒールのスイッチ
→2台ヒールスケールのスイッチ
→4台でのダブルツイストディスマウント

〇コールピラミッド
フルトータッチ×2
フルオープンフル×1
→ディスマウントは前宙捻り×3

〇ジャンプ
ジャンプモーション
この際にレベルチェンジで高さの変化のあるモーションで全員の顔が見える位置でモーションを終えます。
→モーションからのダンス開始

このタイミングでダンスが来た同様で会場もどよめきます。

〇ダンス

〇2曲目ピラミッド
ロンダートリワインド221×2→11フロントヒール×2
→バード足割り前宙でディスマウント
このタイミングでの独特な角度と技の魅せ方に会場も再度どよめきます。

ロンダートリワインド捻り221×1
→崩れかけたところを持ちこたえ、再度会場から歓声が湧きます。

ラストは223
でフィニッシュです。

いやー!構成のみせかたがやはり素晴らしい。見応えがあるとはこのことですね。上位のチームは技数が多く見ていてワクワクしますが、帝京大学に関しては簡単な技も魅せるために挟んでいる点に魅力を感じますね。

また、コールの最後にジャンプモーションを挟み、そこからのダンスでの引き付けが惚れ惚れしますね。構成だけでも意外性があり、面白いのにダンスもまたかっこいい。1人1人の能力が高い証拠ですね。

帝京大学は今年千葉明徳高校ホッパーズから新1年生が多く入ったことでさらに力をつけたように感じます。

監督として就任する岩野華奈さんが長年チームをまとめており、構成などを考えているのではないかと思われます。

日本文理大学や、箕面自由学園、梅花高校などもそうですが、偉大な監督、コーチがいるチームは長年上位に君臨していますね。どんな指導をしているのか気になりますね。

https://youtu.be/lznT4MRITqE